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治療例:受け口の同時治療
上の歯がない極端な受け口を、インプラントで正常に戻した症例
2004年5月〜2004年11月(7ヶ月間) 52歳・男性
◆この症例のポイント
・上アゴの歯全部がなくなってしまっている状態
・元々受け口の症状があったので予備治療として入れ歯を作成
・最終的にインプラントに角度を付け、受け口を正常に戻した

▲術前レントゲン写真
下顎が上顎に比べ、かなり前突していることがわかる。
小さな頃から受け口で、噛み込みが深く歯が磨り減っていた。40代の頃から歯が崩壊し、現在、上の歯全部と下の奥歯がなくなってしまった。口はへの字に曲がり、下顎が前に張っている。口腔内を見てみると、上の骨は貧弱で、下の歯は外に広がっている。典型的な下顎骨過成長・上顎骨劣成長の受け口タイプであった

入れ歯もつけていないということで、上顎に治療用の入れ歯を作製。この入れ歯で、噛みあわせの高さを確保し、前にしゃくり出た下顎を後退させるように調整。同時に上顎6本、下顎に4本のインプラントを埋めた。上顎のインプラントは受け口が治るように、外向きに角度を付けた。同時に下顎前歯の虫歯治療をし、内側向きのセラミックを装着した。その後、インプラントの義歯で受け口を完全に治療した。
▲術前レントゲン
上顎にはほとんど歯がなく、、下顎は前に突き出ている。ただし、骨の長さは十分でインプラントには問題ない。
▲術後レントゲン
上顎にバランスよくインプラントを埋め込んでいる。また出来上がるインプラント義歯が正常なかみ合わせになるように外向きの角度をつけている。

治療後は、受け口が治り、特に首筋の痛み(下顎が前に出ていたための症状)がなくなった。咀嚼も十分でおいしく食事ができるとのこと。見た目も自信がもてるようになったということで、積極的な会話ができるようになった。最初は伏目がちで、あまり会話をなさらなかったが、今では積極的になられた。心身ともに健康になられた。

▲術後写真・前からの口腔内写真
上下前歯の受け口の関係が改善されている。

▲術後写真・上の歯の口腔内写真
上のインプラント義歯がきれいに装着されている。
▲術後写真・下の歯の口腔内写真
きちんと上顎の歯とかみ合うように歯が入っている。
▲術後写真・前から見た全体的な顔写真
受け口が治り、口元も正常である。

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